里山湿地研究所

 里山湿地研究所の概要

最終更新:2025.4.10

 

研究所のあらまし

里山湿地研究所は、フリーランスの研究者である富田啓介の屋号です。里地里山や、その中にある湿地・水辺環境についての「保全・活用」「教育・普及」「学術的理解と知見の蓄積」を3つの柱として活動しています。業務内容は 業務メニュー からご覧ください。

aramashi
屋号 里山湿地研究所
読み:さとやましっちけんきゅうじょ
English: Satoyama & Wetland Study Office
代表者 富田啓介
※博士(地理学)、2級ビオトープ計画管理士、2級ビオトープ施工管理士
設立年 2025年4月1日
事業内容 里山や湿地環境、それらの保全に関する原稿執筆、相談・助言、講演や勉強会の講師、学術情報の提供など。
拠点 愛知県瀬戸市
主要なフィールド 東海地方(愛知県全域・岐阜県南部・三重県北部・静岡県西部)
※それ以外の地域・地方の業務も承ります。
連絡先 tomita☆satoyama-wetland.jp
※☆を@に変えてご用件をお送りください。

 

里山と湿地について

本研究所は、自然環境の中でも特に里山と湿地に専門性を置いています。いずれも日本の都市近郊において普遍的にみられる自然環境であるとともに、地域による多様な文化と歴史を育んできた場所です。本研究所では、その両者を研究と業務の対象としています。

 

里山 Satoyama landscape

satoyama

里山は、人とともにあった自然です。人が伝統的な生活を送る中で、生活や産業、特に農業を行うために作り替え、維持・管理・利用してきた自然環境のことです。現在は、希少種を含む生物の生息地として重要性が指摘されているほか、環境教育やグリーンツーリズムの現場としても注目を浴びています。

里山には、複数の異なった特徴を持つ場所(景観要素)が集まっています。集落の屋敷林。神社・寺院などにある社寺林。田や畑などの農耕地。燃料などの供給地だった雑木林。飼料や肥料を得ていた草地(そうち)。それらの間をめぐる小河川や用水路、ため池などの水辺も含まれます。里山湿地研究所ではそのすべてを対象にして活動を進めています。

 

湿地 Wetland

wetland

湿地は、陸と水が出会うところです。地下水位の高い陸地から、浅い水域までを幅広く含み、人工的につくられた環境や、流水のある場所も含まれます。里山湿地研究所では、西日本の里山の中に多く見られる「湧水湿地」の理解や保全・活用を中心に活動をしていますが、それ以外のタイプの湿地・水辺についてもご相談ください。